【プロLIVE】ミラクルぐっちさんが子どもたちに語る 「愛されるクリエイター」になるために大切なこと

チャットでたくさん「おもしろい！」というコメントが来てる！
みんなありがとう！

これは今まで言ったことがないのですが、ひと言でいうと「ほめる」ことです。

たとえば、ゲーム実況をするにしても、そのゲームを開発してくれている人や販売してくれている人たちがいます。

買う側から顔が見えづらい人たちも、自分が制作に関わったゲームを紹介する（YouTubeの）動画を見たりする可能性が高いじゃないですか。

仮に、自分が作ったゲームが褒められていたとしたら、どんな気持ちになりますか。

ぼくはすごく嬉しい気持ちになるんじゃないかなって思うんですよね。

だから、自分が動画を使って発信するときも必ず「ほめる」ことを意識しています。

そして、もう少し掘り下げていくと、褒めることはすなわち「発見」なんです！

「このゲームの良さは何だろう？」「多くの人から愛されてる理由は何だろう？」と良いところを発見していくことで、新しい動画のアイディアが生まれることもあります。

みんな、素晴らしい発見をありがとう！

先ほどの「発見」もその一つですが、ぼくが一番大事にしていることは流行っているものと「自分のカラー」を掛け合わせることです。

たとえば、最近は鬼滅の刃が大人気ですが、ぼくの場合はここに「マイクラ」や「ぐち男くん」と掛け合わせることで、自分にしか作れない動画を作ります。

もちろんです！

自分がどんなことに感動し、何を楽しいと感じるのかといった「自分の感覚」を大事にすれば、自分にしかない個性を表現できるはず。

自分が触れて感じたこと、たとえば感動したことや感想でも構わないのですが、それを掘り下げることで自分らしい感性が磨かれるでしょうし、そこから自分らしい作品づくりに繋がっていくと思います。

動画に限らず、何か自分がモノを作ろうと思った時に、自分の心のなかを具現化し心臓を鷲掴みにして目の前にいる人に差し出すような感覚になるんです。

動画を撮る際に、見てくれる人に向けて喋っていると、好きな事に対して自分が強い愛情を持っているなと感じる瞬間があるんです。

たとえば、マイクラが好きだとしたら、マイクラに対する愛情の強さをいかに自分の言葉で表現するかを考えます。

自分が好きなモノ、好きなことに向けた気持ちを言語化できれば、仮に同じモノを好きな人に共感してもらいやすくなるでしょうし、実際、視聴者の方からそういった嬉しいコメントをもらえた時は心から幸せな気持ちになります。

ぼくは逆に、人が知らないモノにこそ価値があると思っています。

周りの人が知らないことでも、先ほどのように発見したものが自分にとっての宝になるかもしれない。砂場の中からダイヤモンドを探すような感覚ですね。

聞きたい！

みんな、ナイスチャレンジ！

もっといろんな人に自分のことを知ってもらうために、いろんなことに取り組んでいます！

初心者の子どもたちと一緒にプログラミングをする「ゼログラ」というイベントに出演したり、「釣りスピリッツ」というゲームのCM作成を企業からお願いされて作ったりしています。

他にも、Unity*を使って「3年G組 ぐち男くん！」というアニメを制作したり、Blender*でぐち男くんを3Dでモデリングしたり。

「ぐち鬼ごっこ」*というアプリを一人で作ってリリースし、ありがたいことに50万ダウンロードほどされました！

ぼくが大事にしているのは、全てのことで100点を目指さないことです。

100点の動画を1つ作るよりも、30点のものを3つ作った方が誰かの心に引っかかる確率が高いのではないかと仮説を持っています。

現時点ではその仮説が当たっているのか、視聴数もそうだしチャンネル登録者数もありがたいことに伸びているので当たっているのかなと思っています。

今日のプロLIVEに参加してくれてる人たちの中にはYouTuberを目指している子もいると思いますが、自分が作った動画にあまり自信がなくても大丈夫！

視聴する側は制作者側が思うほど細かいことを気にしてなかったり、サムネイルを見てなんとなくクリックしてる場合が多いと思います。

何より、見てくれる人がおもしろいと思ってくれるかどうかは相手次第だから、とりあえずやってみないとわからないですよね。

正直、今日のプロLIVEも人が集まるか、みんなが楽しんでくれるかどうか不安でしたが、来て良かった！と思っています。(笑)

ぼく、実は「お笑い芸人」になりたかったんです。

でも、大人になった今、こうしてYouTuberとして活動していて、「あれ？自分の夢叶ってるんじゃん！」と思う瞬間がたくさんあるんです。

ぼくが子どもの頃にはまだ「YouTuber」という職業がなかっただけで、「たくさんの人と触れあいたい！」「笑いと感動を届けたい！」という部分では、お笑い芸人と共通する部分があるなと思うんです。

そうなんです！

だから、今YouTuberになりたいと思っている子も、ひょっとしたら大人になったときには違った形で夢が叶ってるかもしれませんね。

ぼくの夢は、ぼくを知ってくれてる人全員に会うことです！

実際に3年ほど前、北海道の羅臼小学校に「ぐっち先生」として呼んでいただいたことがあり、ぼくの動画を見てくれてる子たちと直接交流する機会をいただいたんです。

その時「ああ、ぼくの動画を楽しみにしてくれてる子がこんなにたくさんいるのか…！」としみじみ感じ、なかには感動して泣いてる子もいて、本当に幸せな気持ちになりました。

だから、今日プロLIVEに参加してくれてるみんなにもいつか会いたいし、また子どもたちと会えるイベントなどを企画したいなと思っています。

恥ずかしがり屋のままでも大丈夫だよ！

実は、ぼくも最初は人前で話すことがあまり得意ではありませんでした。

だからこそ、苦手な気持ちのままでもいいから少しずつ話す練習を繰り返してきたおかげで、気づけば人前で話すことが怖くなくなってきます。

今日のプロLIVEも始まるまですごい緊張してたけど、みんなのリアクションやコメントに触れていくうちに和らいでいきました。

なので、まずは自分にできることを少しずつやってみたらどうかな！

マイクラをマルチプレイでいっしょに出来たらおもしろそうですよね。

何とかできるように考えてみます！

おお！たくさんいてうれしい！

正直、毎日が手探り状態です。

一生懸命作った動画がみんなに見てもらえるかは後になってみないとわからないし、わかったころにはまた違う動画を作り始めなくちゃいけないので、日々、試行錯誤の連続です。

ただ、ぼくは失敗を失敗だと思わず、むしろ次の成功に繋げていくためのチャレンジだと思っています。

失敗をただの失敗で終わらせない考え方は、モノづくりを続けていく上で大切な考え方なので参考にしてみてください！

ワクワクすることは、人から与えられるのではなく、自分自身で見つけに行くことが大事だと思います。

ぜひ、日常生活で「これ、自分しか見つけられてないワクワクかも！」ということをどんどん見つけてみて下さい！

身近に潜むワクワクこそが、何かしら素晴らしい作品や動画のアイディアを生み出してくれます。

今日のプロLIVEでぼくがお話したことが、みんなの何かの役に立てればうれしいです！

みんな、今日は参加してくれてありがとう！